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「あんな人こんな人」 File-019
大分支部 小野 光良 様(81S)

今回、大分支部からは、出身地の豊後大野市で高齢者の介護事業を展開されている小野光良さん(81S)をご紹介します。

 

Q:どのような学生時代を過ごされましたか?

A:住んでいたのは初芝で、とにかく古くてボロボロのアパートでした。確か家賃は1万8千円位でした。飲食店を中心にバイトに明け暮れた4年間で、今にして思えば、将来自分が経営者になるための様々な知識や方法を学ぶ貴重な機会になったと思います。

 

Q:卒業後の進路は?

A:長男で親元に戻る必要があり、大分に帰りました。社会学部だったこととこれからは福祉の時代が来ると考え、まずは知的障がい者の通所授産施設に指導員として就職しました。ただ正直なところ、当時はそこまで真剣に福祉の仕事に携わろうと思っていたわけでなく、学生時代から思い描いていた、「いつかは商売を~」が強かったと記憶しています。

最初の職場で10年働き、その後医療法人で事務長職等の経験を積み、2005年12月、万を期して高齢者グループホーム(18名定員)を開所しました。現在は有料老人ホーム、通所介護、訪問介護、訪問看護、居宅介護支援の事業を行う、『高齢者ケアセンター フェリス』を経営しています。

 

Q:仕事でご苦労されていることは?

A:介護事業に限りませんが、とにかく人材の確保に悩まされています。

 

Q:今後の抱負や同窓会員へのメッセージをお願いします。

A:今年で63歳を迎えるので、そろそろリタイヤを念頭に事業を継承してもらえる後継者を探しています。

同窓生(若者)で福祉施設の経営に意欲や興味のある方は、是非ご連絡をいただければと思います。                  

 

聞き手:大分支部 事務局  田北 日出喜(81S)

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