香川支部のお国自慢は、「瀬戸内海」を紹介します。
瀬戸内海には、日本で最初に国立公園に指定された、瀬戸内海国立公園があります。香川県での見所は、①粟島、広島、本島、女木島、男木島、直島、豊島、小豆島などの多島海景観、②3年に一度開催される瀬戸内国際芸術祭、③SNSで話題の父母ヶ浜(ちちぶがはま)などです。
瀬戸内海は静かな海ですが、多島海でフェリーなどの往来も多いため、景観はとても変化に富んでいます。季節だけでなく時間帯によっても景観が変わり、何度観ても見飽きることがありません。また源平合戦で有名な屋島など、沿岸の陸域にはそれらを眺められる展望地が多数存在しています。
瀬戸内国際芸術祭は、瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代美術の国際芸術祭で、2010年に第1回が開催されました。それから3年毎に開催されており、昨年は第5回目が開催されました。会期も長いため舞台となる様々な島へ行くことができます。フェリーを使って島々を巡り風光明媚な島と現代美術を観ることで、のどかな非日常感を味わうことができます。会期中はイベントもたくさん開催されるので、とても楽しい芸術祭です。
父母ヶ浜(ちちぶがはま)は、香川県の西部、三豊市にある約1km のロングビーチを誇る穏やかな海水浴場です 。毎年夏には多くの海水浴客が訪れます 。潮が引いた干潮時の夕暮れには、南米ボリビアの「ウユニ塩湖」のような写真が撮れると近年SNSで話題になり、観光客が増えています。干潮時には約500mも潮が引き、かなり歩いても海にたどり着かないほど遠浅になるのが特徴です。また、「日本の夕陽百選」にも選ばれたことのある、夕日スポットでもあります。 投稿者:香川支部 事務局長 鈴木 勉(87E)