静岡支部事務局長の坂 政記(75B)です。
静岡県にとって最も愛すべき存在は富士山ではないでしょうか。3,776mは日本最高峰であり、その美しい姿は世界に誇れる存在です。
ご承知の通り富士山は世界遺産に登録されています。何故か自然遺産ではなく文化遺産として、富士山の周辺エリアを伴う信仰と文化の象徴であることと三保の松原から駿河湾越しに望む景観の素晴らしさを証して「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」が世界文化遺産としての登録名ということです。
富士山は静かに眺めるだけでも感動できますが、実際に登頂することで新たな充実感と達成感を与えてくれます。
ではその登山道について簡単に解説しておきます。
富士登山には四つの登山道がありますが我が静岡県にはその内の三つがあります。
まずは富士宮口登山道です。この場所は富士山の六合目(富士宮新五合目)に当たり標高2,390mに位置します。山頂までの最速コースであり所要時間は平均6時間です。
次に須走口登山道で五合目に当たり標高1,970mで、個人的には最も美しい登山道と思っています。山頂までの所要時間は平均8時間です。
最後に御殿場口登山道で標高は1,440m(御殿場口新5合目)4つある登山道で最も距離が長く過酷な登山道と言われています。山頂までの所要時間は平均10時間です。
それぞれの登山道がとても魅力的な登山道です。まだ一度も富士山に登ったことがない方は是非とも挑戦してみてください。